結婚式の費用、何がどれだけかかっているの？

2019年10月11日

結婚式にはお金がかかる

こんにちは
結婚式はお金が掛かるのは、なんとなくご存知だと思いますが
いざ結婚が決まりホテルや式場などで、見積もりをお願いして驚かれる方も
多いと思います。

80人の結婚式で全国的には300万〜500万円
随分開きがあると思うでしょうが、結婚式のお金のかかり方を良く表現していると
思います、こだわり方次第では、どこまでも金額が上がっていきますし
節約すれば金額は落ちていきます、ただし節約した分見た目に反映される部分が多いのも
結婚式の特徴だと思います

最初もらった見積もりの金額を想定していても、次々と金額が加算されます
もちろん勝手に増えることはありません、これもしたい、あれもしたい
これも着たい、あれも着たい、お花をもっと豪華に、料理一品増そう、など
気づいたらとんでも無いことになっています。

お金をかけるポイントと、節約するポイントを明確にして、もう一度見積もりを
チェックしてみましょう。

結婚式、どうしてこんなにお金がかかるの

結婚されるにはある程度は貯金が必要だと思います、ご両親の援助もあるかとは思いますが
お二人の貯金額とも相談しつつ、結婚式にどのくらいかかるのかを考えてみてください。

どうしてこんなにお金がかかるの？

お金がかかるのは仕方がないことです、細かくは後で説明しますが
分かりやすいところでは、衣装や料理には結構かかってきます。

衣装はウエディングドレス、カラードレス、白無垢、色打掛などどれだけ着るか
またどの程度のレベルで選ぶかで、料金は全然違って来ます。

料理の方はもっと分かりやすく、材料や品数で値段は大きく変わります。
良い素材で作り、品数も増やし、飲み物種類も増やす、当然高くなります
これだけでは無く、結婚式はさまざまな費用の積み重ねで高額な料金になるのです。

まずはホテルなどで見積もりをお願いします、最初の見積もりは
最低限+お二人の要望で金額が決まります、これが今後の目安になります
プランが変わるたびに見積もりは何度も出してもらいましょう。

プランはよく考えて

見積もりをお願いする段階では「これくらいでいいだろう」って思いがちなのですが
後々かなりの確率で気が変わります、うちの場合もそうでしたから断言できます
男性はそうでも無いのですが、女性にとって結婚式は特別なものです
こだわりたい箇所もありますから、そこはじっくりとお二人でご相談ください。

また結婚式にかかる費用は場所によっても変わります、首都圏と地方では当然違いますし
首都圏と地方では40万ぐらいの差が出ることもありますので、お住いの地域の相場も
考慮して考えましょう。

結婚式の費用はこんな事にかかります

具体的に何にかかってくるか、項目別に書き出すと
料理代・会場費・花代・衣装代・印刷代・写真映像代・演出費・引出物代
の9項目です、これ以外にも当然かかってきますのでその旨ご理解ください。
またこの分類については次にて、詳しく説明していきます。

忘れがちな費用

みなさんがよく忘れがちな費用です、忘れないように最初の段階で準備しましょう。

お礼・お車代・心付けなど

お礼
受付や司会をお願いする方は、ご友人の場合が多いと思いますので
お礼は必要ないと思います、その後新婚旅行でのお土産を渡すなどで十分だと思います。
しかし地方の習慣などで、お渡しする場合もありますのでご確認ください。

心付け
会場によってはお断りしているところもありますので、確認して下さい。
お世話になったスタッフに、どうしてもお礼がしたい場合は、お菓子などの方が
受け取ってもらいやすいです。

お車代
ご挨拶などをお願いした上司などには「お礼」ではなく「お車代」として
お渡しする方が良いと思います。

また遠方から参列頂いたゲストには、交通費と宿泊費の負担は必要です
あらかじめ人数の確認と、ホテルの手配なども合わせて行ってください
ただし親戚の場合は、ご両親とよく相談されて決めてください。

ゲストの着付け、衣装代など

ゲストが遠方から来られる場合、当日着付けを頼まれることがあります、また衣装の一部
を忘れられてレンタルすることもありますので、それに伴う料金がかかります
基本的にはゲスト負担なのですが、お祝い事に参列頂いたこともあり、負担することも
ありますのでその旨ご理解ください。

下着など

衣装を着る上で必要になってくるのが下着です、直接肌に身につけるものですので
別途用意するか購入しなければなりません、新婦の場合は物によっては高額になることも
ありますので、あらかじめご用意するか購入するかはご相談ください。

お金がかかる、いくつかの理由

ここからは実際にかかる金額を、大まかではありますがまとめてみました
しかし地方、各ホテル、披露宴などの内容で金額は大きく変動しますので
参考程度に留めて下さい、最終的な見積もりはホテルなどに出してもらって下さい。

会場費

結婚式、披露宴、控え室などそれぞれ使用されるうえでの金額です
また挙式がチャペル式か神前か人前式かなどでも大きく料金に影響して来ます
前に書いた記事のリンクを貼っておきますので、参考にされて下さい。

>>結婚式の種類は？さまざまな結婚式を紹介します

今回会場費とひとまとめにしていますが、音響、照明、司会者、介添料なども含まれます
単純に計算すると20万〜40万円、もちろん場所や地方でも変わってきます。

衣装代

衣装はウエディングドレス、カラードレス、タキシードの3着としての計算です
大まかではありますが合計で40万〜80万円かかります。

また衣装代には小物、ヘアメイク、その他メイク、ドレスチェンジにかかる費用、その他
などが別途かかります。

衣　装	料　金
ウエディングドレス	20万〜30万円
カラードレス	15万〜25万円
タキシード	7万〜15万円

これはあくまで一例です、結婚式のスタイルによつては衣装が変わますのでそれに伴って
料金も変わって来ます、例としては白無垢、色打掛などの和装またかつらなどの小物。

衣装は何を何着着るかで跳ね上がります、上を見ると百万を超えることもありますので
十分ご検討下さい。

料理代

料理代、飲料代は式全体の1/4ほどを占めています。
一人あたり15,000円〜20,000円かかります、前にも書いたとおり料理の内容次第です。

しかし考慮すべきは結婚式に参列される方は、料理も楽しみにしていますので
あまり質を落とし過ぎると、後になって料理がたいした事なかったなどのご意見を
聞く事になりますのでご注意ください。

またフリードリンクの種類の多さでも値段が変わりますので、参考までに。

装花代（花代）

見積もりを見て一番驚くのがお花の値段です、花の種類や量にもよりますが
20万〜40万円かかります、高いから減らそうかと思われるかもしれませんが
お花を節約してしまうと会場の見栄えが悪くなり、最悪メインテーブル、各テーブルの
お花が少なくなる事で、見た目がスカスカになってしまいます。

他のアイテムで補うことはできると思うのですが、お祝いの日はお花に囲まれたいですよね
ホテルなどでは写真などで、お花の雰囲気を確認できますのでご活用下さい。

装花代はメインテーブル装花、各テーブル装花、セレモニー装花、ブーケ＆ブートニア
花束贈呈などがかかります。

印刷代

印刷代については専門分野ですのでより詳しく解説します。
印刷代として含まれるのが大まかに次の6項目です、中には印刷では無いものも
含まれますが、一緒に説明します。

印刷物	料金（一部あたり）
招待状	400円〜500円
宛名の筆耕料	100円〜300円
席次表	500円〜700円
席札	200円〜300円
メニューカード	300円〜400円
芳名帳	3,000円〜5,000円

こちらに記載が無いものもありますが、最低限かかるものを上げています
計算する時は×人数分として下さい。

節約ポイントはまず持ち込み料がかかるのか、かかるのなら幾らかかるのかを確認しましょう
持ち込み料がかかり過ぎる場合、会場にお願いした方がいい場合もあります。

持ち込み料がかからない場合は、自作、外部委託業者への依頼が、節約できるポイントです。
参考までに前に書いた記事のリンクも貼っておきますので、参考にして頂ければ幸いです。

>>結婚式の印刷を少しだけ安くする方法

もう一つ節約ポイントです、宛名筆耕料は宛名書きにこだわりが無いのであれば
ご自分のプリンターで印刷するのが一番安く上がります。

これは当店で推奨しているやり方ですが、メニューは席次表の裏面に式次第などと一緒に
印刷しますのでメニューカードはいりません、お試しください。

写真映像代

写真と映像は別物だと言うことを、覚えておきましょう
ホテルなどにお願いしても、写真と映像で業者が違うこともありますので
別々の見積もりになります。

写真撮影にかかる費用は20万〜30万円、この中に記念写真、スナップ写真、アルバム代などが
含まれます。
写真の値段が決めにくい点は、どれだけ撮影するか、どれだけ写真化（アルバムなど）するのか
で変わりましす、記念写真などもカット数が多ければ高くなりますし、アルバムを増やせば
とんでもない金額になります、計画的にポイントを押さえてお願いしましょう。

映像にかかる費用は10万〜30万円、最終的に編集した当日の様子をDVDかブルーレイで
頂けます、写真もいいのですが映像になると当日の情景がより伝わり、良い思い出になります。
当然ですがDVD、ブルーレイの枚数を増やすと値段も上がります。

引出物代

引き出物はメインのお品と引き菓子などのセットで送られることが多く
メインは友人でしたら3,000〜4,000円くらい、上司などでは5,000〜6,000円くらい
引き菓子は2,000円〜3,000円です、引き出物は地方で変わりますのでご確認ください。

また最近ではカタログギフトやブランド食器なども人気ですが
持ち帰りに困る重過ぎるものなどは避けると喜ばれると思います。

演出費

演出費は様々です、何をするかで費用は変わりますのでこちらでの紹介は控えさせて頂きます
ただ演出費って何のこと？と思われる方もいらっしゃいますので項目だけ
キャンドルサービス・フォトラウンド・ビールサーブ・ケーキカットなどがあげられます
それぞれかかってくる金額も異なりますので、ご注意ください。

どこにお金をかけるのか、何を節約するのか

ここまで費用のことについて説明して来ましたが、いかがでしょうか
結婚式ヤメたいなんて言わないでくださいね。

最初に80人の結婚式で300万〜500万かかると書きましたが、例えば400万かかると
仮定して計算してみましょう。

と言われています
80人中、友人3万として30人、上司5万として10人、会社関係3万として18人
恩師5万として2人、親族5万として20人という設定で計算します。

友人90万、上司50万、会社関係54万、恩師10万、親族100万=2,140,000円になります
400万かかったとして、残り214万円です。
あてにする訳では無いのですが、ご両親からのご祝儀もあると思います。

そのうえでお二人の貯金を合わせて、節約すべきところは節約してやりくりすると
意外と何とかなるものです、お二人で結婚式にむけて頑張ってくださいね。

最後に結婚式にかかる費用の分担について、これはいくつかに分けられます
どちらかが全て負担する場合もあれば、ちょうど半分にして支払うなど様々です
ご両家でよく話し合われてください。

ちなみに私のオススメは人数割りです
かかった総額を出席人数で割り、出た単価×それぞれの招待人数、で計算します。
新郎新婦それぞれ招待した人数で計算するので「家はこれだけしか招待してないのに」
と言う不満が出ないと思います、よろしければお試しください。

今回も長々と書いて来ましたが、お付き合い頂きましてありがとうございます
今後も気になることを私なりに解説していきますので、お付き合い頂ければ幸いです。