花嫁からの手紙、ポイントを抑えた簡単な書き方

花嫁の手紙は難しく考えなくていいんです。

みなさんこんにちは、披露宴の進行の中で感動してしまうシーンはありますか?
思わず涙を誘ってしまうシーン、花嫁からの手紙について書かせて頂きます。

みなさん普段手紙なんて書かれないですよね、最近ではメールやLINEの普及で
手紙はもちろん、年賀状ですら書かれない方が増えてきました。

しかし一生に一度の結婚式ですから、家族への感謝の気持ちを伝えてみては
いかがでしょうか。

普段何気なく感謝はしていても、言葉に出して伝えることは少ないと思います
短い文章の中で、あなたの気持ちを正直に伝えましょう、難しく考えないで
普段思っている感謝の気持ちを文章に認めましょう。

今回はポイントを抑えれば簡単に書ける、花嫁の手紙について解説していきますので
最後までお付き合い頂ければ幸いです。

手紙はポイントを抑えれば簡単に書けます。

普段手紙を書かれない方にとっては、何から書けばいいのか迷われると思います
そこでいくつかのポイント抑えれば、簡単に文章の構成が出来ますのでご説明します。

手紙を読む前に

手紙を読む前にまずは、参列された方への挨拶から始まります。

「本日はご多用中、私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございます
この場をお借りして、家族へ感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください」

「本日は大変ご多用中、私たちのためにご参列頂きまして、ありがとうございます
私ごとではありますが、少しお時間を頂いて家族への手紙を読ませて頂くことを
お許しください。」

こちらは手紙にあらかじめ書いておいても良いですし、この部分を別に記載するか
覚えておいて挨拶するか、ご自分に合った形でやられてください。

花嫁の手紙

導入部分

家族への書き出しから始めます。

「お父さん、お母さん、今日まで育ててくれて本当にありがとうございました。
言葉にすると照れくさいので、感謝の気持ちを手紙にしました聞いてください」

小さい頃からのエピソード

言葉は硬くならないように、語りかけるような話し方が聞く方も馴染みやしです。

小さい頃のエピソード、思い出に残っていること、感謝の気持ちを書いていきます
どうしてもエピソードが思い出せない時には、家族と思い出話をしてみたり
小さい頃からのアルバムを見返してみましょう。

エピソードとしては、小さい頃病気して看病してもらったことへの感謝。
迷惑をかけたことへの謝罪、からの感謝の気持ち。
まずはエピソードを箇条書きでも良いので書き出してみてください。

あとはパズルのピースをはめるように組み立てていきます、エピソードは父親、母親
兄弟、姉妹家族に対してですが、やはり両親への気持ちを多めで、まとまりを意識しましょう。

義理の両親へも

義理の父母へもこれからの思いと、感謝の気持ちは伝えるようにしてください
これから家族になる思いは必要です、あなたの気持ちを素直に伝えましょう。

これからの思い

感謝の気持ちを込めたあとは、今後二人でどうしていくか「親孝行」「幸せな家庭」
今後の抱負を入れて最後の締めとします。

結びの文章

大切なのは流れを断ち切らないことです、感動的な流れでしたら感謝の気持ちそえて
より気持ちを表現しましょう。

使ってはいけないワード

結婚式ではあまりふさわしくない言葉があります、解説していきますので、ある程度
理解した上で手紙を書きましょう。

忌み言葉

離婚・別れる・終わる・帰る・壊れる・割る・去る・冷める・消える・再婚・再び

など、そのまま使ってはいけない言葉はともかく、壊れる、割る、冷めるなど
負のイメージを連想される言葉も避けるといいでしょう。

重ね言葉

くれぐれ・たびたび・いろいろ・さまざま・たまたま・しばしば・わざわざ・重ね重ね

などの重ね言葉は、繰り返すことで再婚や、二度目などを連想させますので避けるように
してください。

ただしあまり考え過ぎると全く書けなくなってしまいますので、まずは何も考えずに
書いてみて、見返しながら修正するといいですよ。

書いた手紙はプランナーさんへ一度見てもらい、気になる部分を指摘してもらって
ください、一人では気づかなかったことも気づくかもしれません。

花嫁の手紙、文例

ここまで組み立て方を解説してきましたが、それでもよく分からないという方でも
書けるように文例を製作いたしました、参考になれば幸いです。

文例

導入部分

お父さん、お母さん、今日まで育ててくれて本当にありがとうございました
言葉にすると照れくさいので、感謝の気持ちを手紙にしました聞いてください

エピソード

私が小さい頃はよく熱を出し、お父さんお母さんには、いつも心配をかけていました
ある日熱を出した私を心配して、お父さんは慌てて深夜の病院へと私を連れて行って
くれましたが「このくらいの熱で連れてこないくださいと」看護師さんに怒られて
いたのを今でも覚えています、慌てん坊でも私の事を一番に心配してくれる
お父さんのことが大好きです。

お母さんは何がっても笑顔で、いつも側にいてくれました。不安でしょうがない時も
「大丈夫あなたなら絶対大丈夫」だと、今思えばその根拠は何だったんだろうと
思いますが、柔らかくつつんでくれるお母さんの事が大好きです。

二人とも子供のことを一番に思って接してくれたこと、将来私たちの子供にも
同じように接してあげたいと思います。

私は二人の子供として生まれてきたことがとても幸せです

義理の両親へ

〇〇さんのお父さん、お母さん、今日から家族になれることとても嬉しいです
お二人のように仲がいい夫婦になれるように、〇〇さんと共に歩んでいきます
まだいたらないことばかりですが、どうぞこれからよろしくお願いします。

結び

こうして今日の日を迎えられたのも、ご列席いただいたみなさまのおかげです。
未熟な私たちではございますが、温かく見守ってくださいますようお願い
申し上げます。

本日はありがとうございます。

参考になる部分があれば、お使いください、また変更して、ご自分に合った手紙を
書かれてください。

素直な気持ちで、感謝とお礼と挨拶を

花嫁の手紙について解説してきましたがいかがでしたか?
普段手紙って書きませんよね、面と向かって感謝の気持ちを伝えるのも
照れくさく言葉が出てきません、そんな気持ちを文章にされてはいかがでしょうか。

手紙なら普段伝えられないことも、感謝の気持ちも伝えられると思います
文章に自信がなくても、あなたの気持ちが伝われば大丈夫です、まずはペンを
持ってみることから始めましょう。

最後までお付き合い頂いてありがとうございます、また次の機会にでお会いできたら
幸いです。

結婚式

Posted by koj-f